音楽クリエイターFunaのDTMブログ

世の中には素晴らしい音楽がたくさんありますが、あなたにとっての最高の音楽とはひょっとして「手づくりの音楽」かもしれません。高級レストランもいいけど、自分の、もしくは大切な人の「手づくり」がなんてったって美味しいように。「音楽の手づくり」でかけがえのないクリエイティブ体験、最高の音楽に出会いましょう!

作詞初心者へのアドバイス

どうも。

音楽クリエイター、DTMインストラクターのフナです。

 

僕が日々おこなっているレッスンは「DTMレッスン」ですので、

基本は作曲、編曲、ミキシング、ソフトウェアの操作方法といった内容が多いのですが、

 

歌ものオリジナル曲の制作にチャレンジしよう!

となった場合は

「作詞」も欠かせない要素の一つなんですよね。

 

というわけで、

時には作詞のレッスンをおこなうこともあります。

 

そこで、今回は作詞初心者の方がはまりやすい落とし穴についてのお話。

 

そんなことか〜

というくらいのライトな内容なのですが(笑)、

「作詞初心者あるある」ですので、

ちょっとした「気づき」になれば幸いです。

 

歌もの楽曲の多くは曲先、

メロディーが先にあって

そこに後から言葉をはめていくという手法を取られることが多いのですが、

(これとは逆に言葉が先にある場合を詞先と言います。)

 

これがね〜・・・

なかなか決められた音数(文字数)に合わせて

良い言葉、詞をつけるって難しいんですよ!

 

そこでついついやってしまう苦肉の策・・・

 

作詞初心者、不慣れな方にわりとよく見受けられる傾向が

 

文字数の埋め合わせに「そう」とか「あの」使いがち。

 

「僕たちは そう」

「あの 向こうへ」

みたいな。

 

微妙に2文字分空いちゃって、苦し紛れに埋め合わせた

ということが容易にバレるので(笑)

そのチョイスはオススメしません。

 

このような

あってもなくてもいい言葉、

効果的ではない言葉を選択してしまうことで

曲の魅力が落ちてしまうと思うのです。

 

「僕たちは そう 旅に出るのさ」

 

・・・

 

・・・

 

その「そう」・・・なんなん??

意味あるん??

笑。

 

せっかくなら細部にわたり

必要性が感じられる言葉にしたいものですね。

 

なんとか頑張って

素敵なワードを探しましょう!

 

コツの一つですが、

「僕たちは 〇〇」

あーー、あと二文字足りないーー

となった場合、

二文字の言葉という縛りだけで考えると

かなり制限されてしまって

逆に難しい場合もあるので・・・

 

「僕たちは ただ 旅に出るのさ」(そう、と変わらない)

「僕たちは 今  旅に出るのさ」(普通)

「僕たちは 虹  旅に出るのさ」(迷走しだしたか?)

「僕たちは 夢  旅に出るのさ」(うん、迷走してるね)

「僕たちは さあ  旅に出るのさ」(そう、と変わらないって!)

「僕たちは 鬼  旅に出るのさ」(やベーー)

 

こんな感じで

「二文字・・・二文字・・・二文字・・・わかんねーーー!!!!」

と発狂してしまう前に(笑)

いっそのこと

 

「ぼ く た ち は 〇 〇」

の丸の中を埋めるといったところから

「ぼくたち」の部分も含め

「〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇」

7文字で仕切り直した方がよい場合も結構あります。

 

せっかく5文字埋まったのにー

と思うかもしれませんが、

仕切り直したことで

もっと素敵な一節に出会えるかもしれませんよ。

 

ご参考までに。

 

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#DTM #作曲 #作詞