主に作曲、音楽制作に使われるDAWソフトですが、
ちょっと視点を変えると
実はいろんなことに活用できます。
その1つが
「イベントでのBGM、効果音などの音出し」
としての活用。
一般的な音楽プレイヤー(再生機やアプリ)は
シンプルに1曲づつ再生していく
という機能しかありませんが、
DAWソフトには
マルチトラックという概念があり、
いくつもの音を複数のトラックに並べておけますよね。
これを利用して
イベントで使いたい音を
片っ端に並べるんです。
各トラックにボリュームがあるので、
好きなバランスにもできますし、
マーカーなどの機能でスムーズな頭出しもできます。
いわゆるポン出し
をしたいときも
大概のDAWソフトに付属している
サンプラー機能を使えばOKです。
昨日のことですが、
僕は
ほくりくアイドル部
定期公演の
音出しを担当してきました。
この
音楽イベントで
DAWソフトを駆使した
音出しをする仕事は
「マニピュレート」と言い、
これを担当する人のことを
「マニピュレーター」
と呼びます。
自身のDTM技術を使って人の役に立つこと
の1つとして
DTMerは頭に入れておくといいですよ!
自分の曲を作る以外に
誰かのために
DTMをするという場合、
多くは
・レコーディングを引き受ける
・ミックスを引き受ける
・楽曲を提供する
などを浮かべると思うのですが、
マニピュレートも
実は「求められる技術」です。
ただ、
マニピュレート
という仕事自体の知名度が低いので
こんなことを専門で担当してくれる人がいるなんてことを
イベント主催者側が知らないことも多く、
「専門家に頼る」
という選択肢を持たずに
どうしたらいい??
とりあえずCD焼いて流すだけにしとこう。
それなら誰でもできるか。
スタッフAさんにとりあえずやってもらおう。
くらいの
低いレベルに落ち着いてしまうことが少なくないですね。
DTMやってるみなさんは
技術を活かせる場を広げるチャンスです。
アンテナ張ってイベント運営に近づき
自身の技術、ツールをアピールしてみましょう。
知識ない人がただCD流すだけ
といったこだわりないBGM再生に終わるイベントはもったいない。
より良いイベント、空間を生み出せすために
アナタのDTM経験が役立つかもしれません!?
マニピュレート
やってみましょう!
MAMではDTMレッスンをおこなってます。
興味ある方、ホームページものぞいてみてくださいね!